# | 書名 (刊行順) | 発刊 | 備考 |
1 | マスカレード・ホテル | 2011/09/09 | 連続殺人事件。残された暗号から次の舞台はコルテシアホテル東京らしい。潜入捜査を行う刑事たちの中には新田浩介がいた。彼とフロントクラークの山岸尚美は反目しながらも、信頼しあうようになる。 |
2 | マスカレード・イブ
(短編集) [開閉] |
2014/08/21 | 短編集(最初から文庫本で出版) 「マスカレード・ホテル」の前日譚となる5編の短編からなる。新田浩介と山岸尚美。それぞれの軌跡が描かれていて、ふたつの軌跡がクロスすることを予感させる。 |
- | それぞれの仮面 | (2013/02) | 「小説すばる」2013年2月号 新米フロントクラークの山岸尚美。元プロ野球選手の大山達がチェックイン。大山プロダクションの宮原は尚美がかって付き合っていた男だった。 その夜、仕事あけの直美に宮原から相談があるという。知り合いの女性が消えたという。 |
- | ルーキー登場 | (2013/07) | 「小説すばる」2013年7月号 新米刑事の新田浩介。先輩刑事の本宮とともにホワイトデーの夜におきた実業家殺人事件の捜査にあたる。 ジョギング中に殺害された++。現場近くで見つかった吸い殻。新田のひらめきが事件を解決に導く。 |
- | 仮面と覆面 | (2014/02) | 「小説すばる」2014年2月号 覆面の女流作家・タチバナサクラがコルテシア東京に宿泊中ということが熱狂的なファンの間で広まったようだ。 フロントクラークの山岸尚美は女流作家の秘密を守り抜けるか。 |
- | マスカレード・イブ | (2014/08) | 書き下ろし 大学教授殺人の捜査に投入された新田は、おしゃべり好きな所轄の署員・穂積理沙とコンビを組む。 穂積は容疑者のアリバイ確認のためコルテシア・ホテル大阪へ単独で赴く。そこで山岸尚美から重大なヒントを得る。 新田浩介と山岸尚美は直接かかわらなかったが、次の物語での絡みを予兆させるようなエンディング。 |
3 | マスカレード・ナイト | 2017/09/15 | 練馬区のマンションの一室に女性の死体があるかもしれないと匿名ダイヤルに通報がはいった。ホテル・コルテシア東京で大晦日におこなわれるマスカレード・ナイト(仮想パーティ)に犯人が現れるとの密告。新田浩介はふたたびコルテシア東京へ潜入捜査をすることになった。山岸尚美はフロントクラークからコンシェルジュになっていた。 |
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ここまできた人生だから・・・、警察いったってネェ、
刑務所入ったてもういいと思ってるんだから・・・、 ただ人殺しとかシャブとかじゃまずいけどさあ、 詐欺とか知能犯・・・ 知能犯だから・・・すぐ出て来れるから そりゃやっぱり一回だって喰らったことないんだから、 初犯だからさあ・・・すぐさいならって・・・ |