# | 書名 (刊行順) | 発刊 | 備考 |
1 | 卒業 ―雪月花殺人ゲーム | 1986 | 国立T大学在学中 |
2 | 眠りの森 | 1989 | 警視庁捜査一課 |
3 | どちらかが彼女を殺した | 1996 | 練馬署(巡査部長) |
4 | 悪意 | 1996 | 〃 |
5 | 私が彼を殺した | 1999 | 〃 |
6 | 嘘をもう一つだけ [開閉] | 2000 | 〃 |
├ 嘘をもう一つだけ | (1999/05) | 〃、「IN★POCKET」1999年5月号 | |
├ 冷たい灼熱 | (1996/10) | 〃、「小説現代」1996年10月号 | |
├ 第二の希望 | (1997/06) | 〃、「小説現代」1997年6月号 | |
├ 狂った計算 | (1997/10) | 〃、「小説現代」1997年10月号 | |
├ 友の助言 | (1999/07) | 〃、「小説現代」1999年7月号 | |
7 | 赤い指 | 2006 | 〃 |
8 | 新参者 [開閉] | 2009 | 日本橋署(警部補) |
├ 煎餅屋の娘 | (2004/08) | 〃、「小説現代」2004年8月号 | |
├ 料亭の小僧 | (2005/06) | 〃、「小説現代」2005年6月号 | |
├ 瀬戸物屋の嫁 | (2005/10) | 〃、「小説現代」2005年10月号 | |
├ 時計屋の犬 | (2008/01) | 〃、「小説現代」2008年1月号 | |
├ 洋菓子屋の店員 | (2008/08) | 〃、「小説現代」2008年8月号 | |
├ 翻訳家の友 | (2009/02) | 〃、「小説現代」2009年2月号 | |
├ 清掃屋の社長 | (2009/05) | 〃、「小説現代」2009年5月号 | |
├ 民芸品屋の客 | (2009/06) | 〃、「小説現代」2009年6月号 | |
├ 日本橋の刑事 | (2009/07) | 〃、「小説現代」2009年7月号 | |
9 | 麒麟の翼 | 2011 | 〃 |
10 | 祈りの幕が下りる時 | 2013/07/05 | 〃、松宮脩平(捜査一課、加賀の従兄弟) |
加賀恭一郎は「新参者」以降、日本橋界隈にこだわりをみせ、自ら希望して日本橋署に転属した。「祈りの幕が下りる時」でこだわりの理由が明らかになる。
事件とともに懸案が解決したところで(「祈りの幕が下りる時」の最後の方で)捜査一課への帰還に触れている。新参者シリーズの完結編ということだが・・・次があるとすれば、松宮脩平が主人公となるのだろうか。 | |||
11 | 希望の糸 | 2019 | 松宮脩平、加賀恭一郎(ともに捜査一課) |
「祈りの幕が下りる時」で加賀恭一郎シリーズは完結したとおもったら、「希望の糸」にも加賀は登場。だが主人公は松宮侑平に代わったようだ。加賀は捜査一課に復帰し上司として指導、アドヴァイスをする脇役の立場として登場している。
長野県十日町での小学生子弟の震災事故死、金沢の料亭旅館「たつ芳」の病床にある経営者の遺書、喫茶店「弥生茶屋」の店主・花塚弥生の殺人事件などの描写の後、第二章で松宮雄介が登場。次の第三章で加賀恭一郎がでてくる。繋がりのないと思われた物語が折り重なって殺人事件の解決に向かって収束していく。そして事件解決とともに松宮侑平の出生の秘密も明かされる。 |
# | ドラマ / 映画 (原作刊行順) | 映像化 | 備考 |
4 | 眠りの森 [1989年刊行] |
2014/01/02 | SPドラマ2作目。加賀、捜査一課時代の恋とバレエに秘められた悲しい嘘。 |
2 | 赤い指 [2006年刊行] |
2011/01/03 | SPドラマ1作目。『新参者』より2年前。加賀、練馬署時代の父との過去とある家族がひた隠す罪。 |
1 | 新参者 [2009年刊行] |
2010/04/18- 2010/06/10 |
TBSの連続ドラマ・全10話。 日本橋の“新参者”加賀恭一郎、人形町での最初の殺人事件。 |
3 | 麒麟の翼 麒麟の翼~劇場版・新参者 [20011年刊行] |
2012/01/28 | シリーズ劇場版(東宝系)。日本橋の麒麟像の前で息絶えた男のメッセージとは。 |
5 | 祈りの幕が下りる時 [2013年刊行] |
2018/01/07 | 新参者シリーズ完結編 |
左端の数字は映像化の順番。東野圭吾の加賀恭一郎シリーズは新参者シリーズとは別にドラマ化されたものがあるが(後述)、ここでは阿部寛主演の新参者シリーズにかぎって掲載している。 |
# | ドラマ / 映画 | 映像化 | 備考 |
悪意 | 2011/11/19 | 小説家の日高が自宅で殺害された。刑事の西原は、日高の親友である野々口が書いた「事件に関する手記」に興味を持ち、疑問を抱く。やがて犯人が明らかになるが、動機を決して語ろうとはしない。 | |
『東野圭吾ミステリー「悪意」』のタイトルでNHKで放映。主人公の名前は加賀恭一郎ではなく、(浪速のコロンボ)西原甲子男となっている。西原甲子男(間寛平)。 東野圭吾ミステリㅡ 惡意 |
# | ドラマ / 映画 | 映像化 | 備考 |
1 | 冷たい灼熱 〜白昼主婦殺人事件!〜 嘘をもうひとつだけ |
2001/08/08 | 自宅に帰宅した田沼洋次は、倒れている妻・美枝子を発見、幼い息子は行方不明。前から首を絞められていたことから顔見知りではないかとの見解であったが・・・。 |
2 | 狂った計算 〜灼熱のニュータウン殺人事件〜 嘘をもうひとつだけ |
2002/09/18 | 数日前から必ず菊とマーガレットを買っていく坂上奈央子が交通事故で夫を亡くした。行方不明の建築士・中瀬幸伸。夫を亡くした妻と行方不明の男。加賀は事件の真相を探る。 |
3 | 依頼人の娘 (探偵倶楽部) |
2003/11/26 | 高級住宅街の一軒家で、主婦・的場妙子の刺殺体が発見された。死体は下着姿で胸を刺されており、部屋のごみ箱からは指紋の拭き取られた包丁が見つかる。警察の現場検証では暴行の跡はなく、金品も盗まれた様子はない。 |
テレビ東京・BSジャパン共同制作の2時間ドラマ。主人公の名前は加賀恭一郎ではなく、近松丙吉(伊東四朗)となっている。
多摩南署たたき上げ刑事・近松丙吉
テレビ東京の水曜日ミステリー枠で近松丙吉ものは12作あるが、最初から3作目までが東野圭吾が原作。そして1-2作が加賀恭一郎シリーズの「嘘をもうひとつだけ」。3作目は加賀シリーズではなく「探偵倶楽部」所収の「依頼人の娘」だ。 多摩南署たたき上げ刑事・近松丙吉3 依頼人の娘 || ファミリー劇場 女と愛とミステリー・東野圭吾サスペンス・近松丙吉3 依頼人の娘 |
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マイク(画)をクリックすると極悪詐欺師・佐々木忠夫の肉声が流れる | |||
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ここまできた人生だから・・・、警察いったってネェ、
刑務所入ったてもういいと思ってるんだから・・・、 ただ人殺しとかシャブとかじゃまずいけどさあ、 詐欺とか知能犯・・・ 知能犯だから・・・すぐ出て来れるから そりゃやっぱり一回だって喰らったことないんだから、 初犯だからさあ・・・すぐさいならって・・・ |