ジム・トンプソン「グリフターズ」の発刊は1963年(映画化されたのは1990年)。
ということは、サンテをモデルにしたといっても、サンテが20代の頃のことか。
どうやら、詐欺師の親子(母親と息子)、マミー・アンド・クライドという点で「グリフターズ」との類似が語れているということか。
サンテ・カイムズの長男・ケント[Kent Walker]が、母・サンテと義弟・ケニーによる連続殺人事件が発覚後、
2001年に著わした著書の邦題は「狂気の詐欺師一家」。オリジナルタイトルは、[ SON OF A GRIFTER ]だ。
もしかすると、トンプソンの「グリフターズ」、その映画化である「グリフターズ」にひっかけたタイトルなのかも
しれない。
サンテ・カイムズについて調べていくと、「グリフターズ」のモデルという域を越えた、
全米一とも言われている極悪詐欺師、シリアルキラーだということがわかってきた。
よって別にページを設けることにした。
サンテ・カイムズ[Sante Kimes]
The Twisted Tale of Sante and Kenny Kimes, the Most Notorious Con Artists in America