Sir Francis Drake
サー・フランシス・ドレーク(Sir Francis Drake, 1543年頃 - 1596年1月28日)は、イギリス・エリザベス朝の航海者。
海賊(私掠船船長)、海軍提督。イギリス人として初めて世界一周を成し遂げた。アルマダの海戦では艦隊の司令官となり
スペインの無敵艦隊を打ち負かした。
イギリス人には英雄とみなされているが、逆に海賊行為で苦しめられていたスペイン人からは、「ドラコ」として恐れられていた。
(「ドラコ」とは悪魔の化身であるドラゴンを現す)
1580年9月、多くの航路を発見し、略奪した品々をイギリス女王エリザベス1世に献上した。
この功績によってイギリス海軍中将に任命された。同時に叙勲された(サーの称号)。莫大な財産の行方は多くの人の関心を集めた。
Oscar Merrill Hartzell
一説によると、オスカー・メリル・ハーツェルは、たまたま図書館で目にした、海賊・フランシス・ドレーク卿について書かれた記事によって悪巧みをおもいついたそうだ。
実はオスカー・ハーツェル以前にもドレーク卿絡みの詐欺はあった。
ハーツェルによれば、彼の母親の6,000ドルを6百万ドルにしてやるという詐欺師に何人もあったそうだ。
ハーツェルは前からあった詐欺の仕組みを巧みに進化させた。
ハーツェルは、故郷であるアイオワのドレーク姓の人々に手紙を書いた。
そして遠い親戚で、フランシス・ドレーク卿の財産が彼の相続人にこれまで支払われなかったということを発見した。
ハーツェルは相続財産は当時1,000億ドルの価値があると主張した。
ハーツェルは英国政府を訴える為に彼の運動に投資するよう働きかけた。成功の暁には投資した1ドルごと500ドルを約束した。
遺産は英国プリマス市のすべてを含む。
何万のアメリカ人はが彼のキャンペーンを支援した。なけなしの金をつぎ込んだ者もいる。